NSK、高精度・高剛性品の追加投入で直動案内のラインナップを3倍に

NSK「精密級・中予圧ランダムマッチング品」 日本精工( http://www.jp.nsk.com )は、液晶・半導体製造装置、自動車製造設備、一般機械、搬送ロボット、工作機械など用の直動案内機器のリニアガイドTM「精密級・中予圧ランダムマッチング品」を開発、2010年4月からラインナップを3倍に大幅拡大し、2012年に20億円の売り上げを目指す。

 同社のリニアガイドの主要なシリーズであるLH、SH、LS、SSシリーズは、一般産業用として幅広く使用されている。今回、市販・中小口、中国・アジア市場における高精度・高剛性品の短納期要求に応えるため、レールとベアリング(スライダー)の精度向上を図ることで、走り平行度と剛性を向上させた「精密級・中予圧ランダムマッチング品」を追加・投入し、ラインナップを3倍に大幅拡大致した。

 同品の主な特徴は以下のとおり。

1. 加工精度を向上し、精度互換・予圧互換を実現
レールの軌道面と取り付け基準面の加工精度を向上させることで、運動精度を並級の2分の1に向上し、さらにレールとベアリングの単品での厳密な寸法管理によって適正なすきま量を確保し、従来の微予圧品の2倍の剛性を実現した。
2. 精度・予圧の組み合わせが自由となり、レールとベアリングの組み合わせが大幅に拡大
精密級・中予圧ランダムマッチング品の追加によって、従来品の組み合わせ44種類に対して、122種類の組み合わせが可能となり、ラインナップを大幅に拡大。
3. 高精度・高剛性品の短納期対応が可能
精密級・中予圧ランダムマッチング品の追加と、顧客の仕様に合わせてレールを切断し、ベアリング(スライダー)を組み合せる同社独自のワークショップシステムによって、高精度品および高剛性品のグローバルな短納期対応を可能にした。