車輪用軸受装置

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出願人

NTN

課題

  1. 内方部材と外側継手部材の肩部との間で発生する急激なスリップを緩和し、スティックスリップ音の発生を防止した車輪用軸受装置を提供する。
  2. 円周方向のガタを抑制でき、ハブ輪と等速自在継手の外輪とを強固にかつ容易に結合可能とした車輪用軸受装置を提供する。
  3. 内方部材と外側継手部材の肩部との間で発生する急激なスリップを緩和し、スティックスリップ音の発生を防止した車輪用軸受装置を提供する。
  4. 長期間に亘って耐泥水性を向上させると共に、コンパクトで部品点数を増すことなく低コスト化を図った車輪用軸受装置を提供する。

解決手段

  1. 加締部6によって内輪3が軸方向に固定され、ハブ輪2にセレーションを介して外側継手部材14がトルク伝達可能に、かつ軸方向に着脱自在に結合された車輪用軸受装置において、加締部6に合成樹脂製のキャップ17が装着され、このキャップ17が、円板状の当接部17aと、この当接部17aの内径部から軸方向に延びる円筒状の嵌合部17bと、当接部17aの外径部から軸方向に延びる円筒状の鍔部17cとを備え、加締部6の端面が平坦面に形成されると共に、加締部6と外側継手部材14の肩部15とで挟持された状態で、当該キャップ17の嵌合部17bが加締部6の内径に圧入固定されている。
  2. 継手外輪5の軸部12に軸方向に延びる凸部35を設け、軸部12をハブ輪1の孔22に圧入する。この圧入により、ハブ輪1の内径面に凸部35に密着嵌合する凹部36を凸部35で形成し、凸部35と凹部36との嵌合部位全域が密着する凹凸嵌合構造Mを構成する。また、外側継手部材の軸部12とハブ輪の孔部22のうち、少なくともどちらか一方に潤滑油を塗布して圧入を行なう。
  3. 加締部6によって内輪3が軸方向に固定された車輪用軸受装置において、内輪3の大端面3bに対向する加締部6の外径部に環状凹所6aが機械加工によって形成されると共に、加締部6に合成樹脂製のキャップ17が装着され、このキャップ17が、円板状の当接部17aと、この当接部17aの外径部から軸方向に延びる円筒状の鍔部17bと、この鍔部17bから径方向内方に延びて周方向等配に複数形成され、環状凹所6aの内径よりも僅かに大径に設定された爪部17cとを備え、キャップ17が加締部6と肩部15とで挟持された状態で、当該キャップ17の爪部17cが環状凹所6aに係止され、加締部6と肩部15との間に潤滑剤が介在されている。
  4. パルサリング12が、外方部材4の端部外周に圧入される嵌合部12aと、これから径方向外方に延びる立板部12bと、嵌合部12aから径方向内方に延びる内鍔部12cと、立板部12bの外縁に円筒部12dとを備え、この周方向等配に複数の透孔16が形成されると共に、シール9が、環状のシール板10と、円筒部11aおよび立板部11bからなるスリンガ11とを備え、立板部11bとシール板10が僅かな径方向すきまを介して対峙してラビリンスシールが形成され、内鍔部12cの内径D1が立板部11bの外径D2よりも小径に形成され、この立板部11bと内鍔部12cが僅かな軸方向すきまを介して重合するように配設されてラビリンスシールが構成されている。