NTNなど、ハブベアリングの鍛造・旋削・熱処理の一貫生産を行う合弁会社を米に設立

 NTN( http://www.ntn.co.jp )と高雄工業、アサヒフォージの3社は、北米において、自動車用第3世代ハブベアリング(以下、ハブベアリング)の製造前工程である鍛造・旋削・熱処理の一貫生産を行う合弁会社「NTA PRECISION AXLE CORPORATION」の設立を決定したと発表した。

 北米では自動車需要の回復、特に米系自動車メーカーからの新規受注の増加により、ハブベアリングの大幅な増量が見込まれる。NTNではハブベアリング完成品工場の生産能力を順次増強するとともに、製造前工程の能力強化が必要と判断。このことから3社合弁で今回の新会社の設立に至った。

 新会社は、ハブベアリングのさらなる小型·軽量化を可能にし、自動車の燃費や乗り心地向上に貢献する。また、前工程を一貫生産することでコスト競争力を強化し、小型化が進む自動車向け商品の収益性向上を図る。将来的には、新会社で確立した独自の製造技術を欧州や中国など他の地域にも展開し、等速ジョイントを含めた自動車向け足回り商品の高い競争力と、世界市場における大きなシェア獲得を目指す。

 今月内に新会社を設立、2011年6月に旋削・熱処理の生産開始、2012年2月には鍛造生産を開始する予定。新会社は資本金が4,000万米ドル(約33億円)、総投資額が8,400万米ドル(約70億円)、180人の従業員を予定している。