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NSK、農業機械などの高付加容量向け深溝玉軸受を開発

NSK「汎用高負荷容量シールド付き深溝玉軸受」 日本精工(NSK、 http://www.jp.nsk.com )は、モータ減速機、産業ポンプ、農業機械、ドラム式洗濯機向けなど、高い負荷容量が要求される軸受として「汎用高負荷容量シールド付き深溝玉軸受」を開発、サンプル出荷を開始した。同品により、長寿命によるメンテナンス性の向上、低トルク化による省エネに貢献し、2011年度に2億円の売上を目指す。

 重荷重で使用される軸受では、長寿命化のため軸受の定格荷重を上げたいというニーズが高まっている。しかし、機械の内部スペースが限られているため、軸受サイズの拡大が難しいケース、さらには省エネのため軸受サイズの大型化による摩擦損失(※1)を増やしたくないという要求もあるという。

 同社では、以下の特徴により、顧客の要求に応えていく。

  1. 同サイズで動定格荷重を従来比最大26%UP
    超大径ボールを使用しながら玉数を可能な限り増やした。
  2. 薄型シールド板の採用
    取り扱いが容易な密封タイプグリース封入品を実現するため、超大径ボールに対応した新開発の薄型シールド板を装着し、高負荷容量を実現しながらも従来品と同じサイズに抑えた。

 同品の効果としては、長寿命化によりメンテナンス性を向上させ、さらに寿命を従来比で最大2倍に向上。また、機械のコンパクト化・低トルク化により省エネに貢献。標準品と動摩擦損失を同等に抑えることで内径1サイズアップ品に対し動摩擦損失を30%低減する。

(※1) 摩擦損失:軸受を回転させたときの抵抗