ヒーハイスト精工、樹脂フランジ採用のリニアブッシュを3Dプリンター向けに提案

 ヒーハイスト精工は、ねじ固定するためのフランジに高強度プラスチックを採用し軽量化し、組付性・コストバランスを両立した「ハイブリッドフランジリニアブッシュ JFK-シリーズ」を開発、3Dプリンターなどへの適用を提案している。

 同社のリニアボールブッシュは、狭いスペースの中に設けられた4~6条列のボール列が強靭な外筒に支えられ各方面からの外力に抗してスムーズに動き、摺動抵抗の少ない省エネタイプのベアリングを形成。また、樹脂製の保持器により走行中の騒音が少なく低摩擦でスムーズなボール循環を可能にしている。

 開発された「JFK-シリーズ」は、従来の金属フランジから高強度プラスチックのフランジに変えるとともにフランジ・外筒結合部へのインサート成形を採用、フランジ部精度と密着強度を確保するとともに、従来品比で最大25%の軽量化と最大40%のコストダウンを実現できる。

 機械可動部の軽量化を図ることで装置の可動エネルギーコストの低減が図れる。特にX軸、Y軸、Z軸の3軸の動きが重なり合う3Dプリンターには最適で、組付け性が良いことから、超小型3Dプリンターの組立キットなどで、すでに採用されている。
樹脂フランジリニアブッシュ手前がフランジに高強度プラスチックを採用したリニアブッシュ。奥が従来品
3Dプリンターハイブリッドフランジリニアブッシュを3Dプリンターに適用した例