クルマの軽量化 技術展が開催

 「第7回クルマの軽量化 技術展」(主催:リード エグジビション ジャパン)が1月18日~20日、東京・有明の東京ビッグサイトで「オートモーティブワールド2017」の一環として開催された。同展は自動車の燃費向上につながる軽量化に特化した専門展で、会期中は、軽量化に必要な種々の材料、機械要素、加工技術、接着・接合技術などが一堂に会し、モーション技術関連では以下のような出展があった。
会場

 オイレス工業では、シートの倒れ速度を抑制し、安全性と高級感を演出する「オイルオリフィス式回転ダンパー」や、樹脂化によって従来製品に比べ重量を半減した「ストラット型サスペンション用PSベアリング」などの製品を披露した。

 木村洋行では、バッテリーやモーター、コンバーター、制御装置、パワーエレクトロニクス機器といった電気自動車・ハイブリッド車用部品の接合やシーリング、封入などにおいて、高い熱伝導性や機械的特性を実現するPolytec社の熱伝導性接着剤・ポッティング材・ペーストなどを紹介した。
木村洋行木村洋行 熱伝導性材料

 三協オイルレス工業では、超高加工力仕様で高い戻し力によってハイテン材加工にも貢献するカムユニット「VALCAM Blackグレード」など、プレス成形における多様な環境下で対応可能なプレス金型用新カムユニット「VALCAMシリーズ」製品を中心に展示した。

 JXエネルギーでは、耐熱性・成形性・寸法安定性に優れた液晶ポリマー「ザイダー」の摺動(低摩耗・低摩擦)グレード(開発品)を紹介、シールリングや軸受、ギヤなどに提案したほか、玉軸受や滑り軸受、ギヤなどにおいて金属代替による軽量化が可能な高摺動性ポリマー(開発品)などを披露した。

 ダイセル・エボニックでは、軽量化に貢献するエンプラ技術として、金属材料を代替できる機械的特性や摺動特性を実現するPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)「ベスタキープ」や金属と樹脂の複合化を可能にする架橋型共重合ナイロン「ベスタメルト」などを紹介した。
ダイセル・エボニックダイセル・エボニック 展示ブース