ミネベアミツミ、可動ノズル型切削油噴射装置を4月に発売

 ミネベアミツミは、クーラント揺動噴射によって切粉除去を促進する可動ノズル型切削油噴射装置「Wavy Nozzle(ウェイビーノズル)®」の新機種を開発し、「Wavy Nozzle 2(ウェイビーノズル2)」として2017年4月から販売を開始する。従来機種に比べ噴射ユニット本体の大きさを約5割半減、クーラント最大供給可能圧力を2倍にアップしたほか、無線通信によって製造現場のIoT化にも貢献する。
ミネベアミツミ本体

スマホコントローラ

 主な特徴は以下のとおり。

1. 小型化により装着の自由度をより拡大:内部構造を大幅に見直すことにより、ノズルの動作性能を維持しつつ、噴射ユニット本体の大きさを従来機比で49.7%まで小型化することに成功。従来モデルの装着が難しかった、加工スペースが小さな工作機械への搭載が可能。

2. クーラント最大供給可能圧力を2倍にアップ:クーラントの最大供給可能圧力を従来の2MPaから4MPaにアップ。これにより一般的なほとんどの中圧クーラントポンプ装置から、ダイレクトにクーラント供給ができるようになり、より強力なクーラント噴射とノズル揺動との組合わせで、一層の切粉除去効果が期待できる。

3. Wavy Nozzle 2を搭載するだけで、手軽にIoTを実現:WavyNozzle 2は従来の有線式コントローラーだけでなく、スマートフォンなどに専用のアプリをダウンロードするだけで、Wavy Nozzleと通信できる無線式コントローラーとして使用できる。無線通信は、Bluetooth Mesh方式を用いており、また1台の無線式コントローラーで最大50台のWavy Nozzle 2と通信させることが可能で、微弱電波でも広い工場内で安定して使用できる。さらに、マシンモニタリング機能を新たに追加したことにより、工作機械の運転状況をアプリでモニタリングできる。