SKF、接触角度40°・20°の高速回転用単列アンギュラ玉軸受をラインナップ

 スウェーデンSKFは、高性能・長寿命軸受「SKF Explorerシリーズ」に、接触角度40°・20°の単列アンギュラ玉軸受を新たにラインナップした。同社では信頼性、エネルギー効率性を高めた同軸受を、スクリュー圧縮機、ポンプ、ギヤボックスなど回転機械の総所有コスト削減に貢献することをアピール、拡販していく。

 同軸受は、黄銅製保持器の設計見直しによって騒音・振動レベルを低減しつつロバスト性を向上。接触角度を40°とした同軸受では、従来のデザインに比べて限界回転数を最大30 %向上している。保持器に高強度の黄銅材料を使用し形状を改良することで接触圧が軽減されたほか、従来よりも大きな衝撃荷重・振動に耐えるだけでなく、厳しい運転条件下でも一層の高速回転を実現する。

 また、接触角度25°の同軸受では、40°のバージョンをさらに20%上回る回転速度を達成しつつ、より大きいラジアル荷重を負荷できる。

 いずれも、玉と保持器との接点構成によって低温運転と温度の高安定性を実現する一方、騒音・振動レベルを15%削減。これらのシール付きバリエーションも、メンテナンスが難しい用途で利用可能なシールによって、取付け時および運転時の汚染物質侵入から軸受を保護する。

 接触角が40°のユニットで主な荷重を負荷し、25°のユニットをバックアップ軸受とした軸受配列にすると、アキシアル荷重が主に一方向に作用する用途での剛性が向上、より長い実用寿命を実現できる。
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