日本精工、イスラエルのホイールメーカーに出資

 日本精工は、車椅子や自転車などのパーソナルモビリティ向けホイールメーカーであるSoftWheel社 (SW)への出資を行った。
171113日本精工01ソフトホイール搭載の車椅子

 日本精工は近年、国内外で新しいパーソナルモビリティの開発を進めるベンチャー企業への投資を進めている。SWへの出資は、米国WHILL社への出資・協業に続くもので、パーソナルモビリティ市場との一層の接点強化を図る。また、将来的には、これまでに日本精工が培ってきた技術・ノウハウと、ベンチャー企業の技術を融合させることで、新しい動きをつくることを目指す。

 サスペンション機構を内蔵したSW社製品「ソフトホイール」は、街中でのモビリティ使用の快適性と省エネ性の改善を目標に開発された。その機構は、くぼみ、階段、未舗装道路などの障害物に出くわしたときのみ衝撃を吸収するようにデザインされており、車椅子、自転車、車に活用することで、快適でスムーズそしてユーザー・フレンドリーな乗り心地の実現に役立つ。

 また、一般的には硬く快適性に劣るとされる中空ではないノンパンクタイヤと組み合わせれば、スムーズで快適な乗り心地を犠牲にすることなくパンクによるメンテナンスの手間も省けることになる。大都市圏を中心に急拡大しているシェア自転車へのソフトホイール採用が進めば、メンテナンスコストが課題のシェア自転車産業に変化が生じることも期待されている。