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車輪用軸受装置およびアクスルモジュール

特許公開番号

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出願人

NTN

課題

  1. ハブ輪の生産性に優れ、円周方向のガタの抑制を図ることができ、しかも、ハブ輪と等速自在継手の外側継手部材との連結作業性に優れるとともに、ハブ輪と等速自在継手の外側継手部材との嵌合が安定して強度的にも優れた車輪用軸受装置及びこのような車輪用軸受装置を用いたアクスルモジュールを提供する。
  2. 円周方向のガタの抑制を図ることができ、しかも、ハブ輪と等速自在継手の外側継手部材との連結作業性に優れるとともに、ハブ輪と等速自在継手の外側継手部材との分離が可能とされてメンテナンス性に優れた車輪用軸受装置およびアクスルモジュールを提供する。
  3. スプライン嵌合部の円周方向のガタの抑制を図ることができ、軽量化を図りつつも、軸受の負荷容量(定格荷重)及び剛性を向上させることができる車輪用軸受装置およびアクスルモジュールを提供する。
  4. 円周方向のガタの抑制を図ることができ、しかも、ハブ輪と等速自在継手の外側継手部材との連結作業性に優れ、さらには異物(泥塩水等)の侵入を防止して、内部の錆びの発生を抑えることができ、長期にわたって安定したトルク伝達が可能な車輪用軸受装置及びアクスルモジュールを提供する。

解決手段

  1. 外側継手部材の軸部12に雄スプライン41を設ける。軸部12をハブ輪1の孔部22に圧入することにより、ハブ輪1の孔部22の内径面37に雄スプライン41に嵌合する雌スプライン42を形成する。これにより、雄スプライン41と雌スプライン42との嵌合接触部位全域が密着する凹凸嵌合構造Mを構成する。ホイールの内周に嵌合するホイールパイロット部97を、ハブ輪1とは別部材にて構成した。
  2. 外側継手部材の軸部12の外径面とハブ輪1の孔部22の内径面とのどちらか一方に設けられて軸方向に延びる凸部35を、軸方向に沿って他方に圧入し、この他方に凸部35に密着嵌合する凹部36を凸部35にて形成して、凸部35と凹部36との嵌合接触部位全域が密着する凹凸嵌合構造Mを構成する。外側継手部材の外径面に転がり軸受2のインボード側の軌道面29を形成する。凹凸嵌合構造Mは軸方向の引き抜き力付与による分離を許容する。
  3. 内周側に外側軌道面26,27を有する外方部材25と、外周側に内側軌道面28,29を有する内方部材39と、外側軌道面26,27と内側軌道面28,29との間に配置される転動体30とを有する転がり軸受2を備え、ハブ輪1の孔部22に嵌挿される外側継手部材の軸部12が凹凸嵌合構造Mを介してハブ輪1に一体化される。軸方向に延びる凸部35を、軸方向に沿って他方に圧入し、嵌合接触部位全域が密着する凹凸嵌合構造Mを構成する。凹凸嵌合構造Mは軸方向の引き抜き力付与による分離を許容する。転がり軸受2において、インボード側の転動体30のピッチ円直径をアウトボード側の転動体30のピッチ円直径よりも大径とする。
  4. 等速自在継手3の外側継手部材の軸部12の外径面とハブ輪の孔部の内径面とのどちらか一方に設けられて軸方向に延びる凸部35を、軸方向に沿って他方に圧入する。これによって、他方に凸部35に密着嵌合する凹36を形成して、凸部35と凹部36との嵌合接触部位全域が密着する凹凸嵌合構造Mを構成する。ハブ輪1のアウトボード側の内径面及び軸部のアウトボード側の端部外径面との間の隙間を閉塞する防錆防食皮膜81を備える。