鹿島化学金属、自律分散式転がり軸受で空スペースと技術提携

 鹿島化学金属( http://www.kashima-kagaku.com/ )はこのほど、空スペース( http://coo-space.com/ )が開発した保持器を持たない自律分散式転がり軸受「ADB」について、同社と技術提携を行った。鹿島化学金属の得意とする特殊環境下で使用できるプラスチックやセラミックなど非軸受鋼の材質を用いたADBの開発・販売を共同で進めていく。

 鹿島化学金属は、無潤滑環境や錆・腐食の発生する環境で使用できる樹脂やセラミックなどの材料を使ったベアリングの製造、販売を手掛け、 小ロットの発注から特注品の製作までのニーズに迅速に対応している。こうした中で同社では、保持器を持たないため玉と保持器との滑り摩擦を起こさないADBに着目。顧客ニーズに合致した技術と考えて、今回ADBの開発元である空スペースとの技術提携を決めたもの。

 今後は、プラスチックや非ベアリング鋼の材質で“ADBの開発販売を共同で行っていくが、まず手始めに、耐水・耐薬品性に優れるポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂を用いた内径φ8~φ30のADBを受注生産(納期:受注後1ヵ月)、本年春ごろから販売開始する予定だ。

kat19021401: PEEK樹脂を用いたADBkat19021401: PEEK樹脂を用いたADB