NTN、能登地区で工場の竣工、建設 軸受生産前工程から完成品までの一貫生産体制を強化

NTN能登製作所の外観 NTN( http://www.ntn.co.jp )は、石川県羽咋郡に産業機械用軸受を生産するNTN能登製作所を設立、竣工したと発表した。また、石川県羽咋市に産業機械用軸受の旋削加工を行う羽咋製作所に新工場を建設することで生産能力を増強し、能登地区における軸受の一貫生産体制をさらに強化すると発表した。

 今回竣工した能登製作所は、建設機械、風力発電、鉄鋼、鉱山向けなどの産業機械に用いられる各種軸受を生産し、日本国内のみならず、金沢港から世界各地へ輸出、販売を拡大する。

 羽咋製作所は、産業機械用軸受の製造前工程である旋削加工を行っており、加工品を三重県・桑名地区へ供給している。竣工した能登製作所が3月から操業を開始するのに合わせ、羽咋製作所に新工場建屋を建設し、生産能力の増強を図り、能登地区の完成品工場である能登製作所およびNTN宝達志水製作所へも供給を行う。

 NTNではこれまで産業機械用軸受を三重県・桑名地区で生産していた。2007年から石川県・能登地区においても「NTN羽咋製作所」、「NTN宝達志水製作所」、「NTN志賀製作所」を設立し、リスク分散と同時に大形軸受の生産体制を強化してきた。同地区で、前工程から完成品までの一貫生産体制を確立し、生産リードタイム短縮やコスト削減など、競争力強化を図る。