ジェイテクト、自立歩行支援を目的とした介護機器開発に着手

 ジェイテクトは、2017年4月に新規事業推進部を組織、少子高齢化・環境・エネルギー問題といった将来の社会課題に対するニーズと同社の既存事業で培った技術やノウハウといったシーズを掛け合わせて新規事業の立ち上げを推進しているが、2018年8月に販売を開始したパワーアシストスーツ「J-PAS」に続き、今回、自動車部品で培った安全技術とJ-PASのヒトへのアシスト制御技術を活かして、自立歩行支援を目的とした介護機器の開発に着手した。開発品は「J-Walker テクテック」で、キャッチコピーは「いつもの歩行器にウォーキング理論をプラス」。

kat19052801商品外観図

 日本では高齢化社会が進行し、社会保障費・介護士不足が深刻な問題となってきており、健康寿命を延ばす手段が求められている。開発品は、自立歩行が困難になってきた要介護者の歩行支援を促し、さらには自立度を向上することを目的に、トレーニング機能を保有することを特長としている。

 トレーニング機能のポイントは、①ボールウォーキング研究成果に基づく腕振り歩行で市政の良い歩行が可能、②歩行器と使用者が適切な距離を保てるように設定。

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 歩行アシスト機能では、自動車分野で培った安全技術で上り坂アシストや下り坂ブレーキ、片流れ防止など、安心して歩行できるようにサポートしている。

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 同社では「介護施設および家庭での使用を想定し、2020年度の販売開始を目指し開発を推進。自立支援歩行器を皮切りに介護業界に参入。本製品に加え、製品・サービスを充実させ、介護領域でのNo.1&Only Oneの価値を提供していく」としている。

 なお同社では、本年秋をめどに本製品に関する詳しい発表を行うことを予定している。