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第9回ものづくりワールド名古屋

 

SKF、スマートフォンを利用した状態監視のエントリー機種を投入

 スウェーデンSKFは、は、監視した機械の振動および温度データを携帯デバイスに無線転送するシンプルで堅牢な新しい携帯式センサー「SKF QuickCollectセンサー」を発表した。2種類のスマートフォンアプリのいずれかと組み合わせて使用することで、機械の状態データの収集、解釈が簡単に行える。
SKFアプリ

 エントリーレベルの「SKF QuickCollect」アプリを使うと、機械診断データの保管・分析が行える。

 もう一つのアプリ、「SKF DataCollect」はQuickCollectユーザーにアップグレードパスを提供。これにより、診断能力の拡張が可能で、メンテナンス項目および点検データの管理・監視といった機能を利用できるほか、SKFクラウドに登録、接続するとSKFのリモート・エキスパートサービスにアクセスが可能となる。

 QuickCollectセンサーとアプリは、サービス、製造、保守などの担当者が、普段の機械データ収集ルーチンの一部として使用できるように設計。特殊なスキルを必要とせずに、多数の設備を迅速・効率的に監視して、各設備のリアルタイムの状態を分析できる。

 また、振動・温度監視のほかにも、DataCollectアプリはISO規格に則した自動振動診断、メンテナンスタスクおよび点検に関するコンプライアンス機能、レポート生成、日付・時刻スタンプ、SKF @ptitude Inspectorソフトウェアとの互換性などの各機能を備えている。