NTN、多目的オフロード車両用しゅう動式等速ジョイントを開発

 NTNは、多目的オフロード車両に最適な最大作動角39°の しゅう動式等速ジョイント「超高角DOJ」を開発した。
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 近年、北米を中心に、レジャーや農作業向けに4輪バギー車の需要が増加し、ここ数年では、2~4人以上が搭乗できる丸ハンドルタイプの多目的オフロード車両が急増している。走破性や乗り心地改善のため、車高が高くなったり、サスペンションのストロークが大きくなったりすることで、エンジンやモータの力をなめらかに車輪に伝えるドライブシャフトに対して、より大きな角度対応が求められるが、ドライブシャフトの車体側のしゅう動式等速ジョイントでは大きな角度を設定することに課題があった。

 開発品は、しゅう動式等速ジョイントの最大作動角を従来品の30.5°から業界最大の39°に広げたほか、超高角時の強度や耐久性も確保。より大きなトルクを伝達できるようボール径を大きくし、ボールを保持するケージ(保持器)も肉厚設計としているが、これまでに培った軽量・コンパクト化の技術により、多目的オフロード車両に搭載可能なレベルに外径寸法の増加を8%以下に抑えた。

 本開発品は、10月27日~11月5日に東京ビッグサイトで開催される「東京モーターショー2017」のNTNブースで展示される。