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第9回ものづくりワールド名古屋

 

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ブルカージャパン、3/8にナノインデンターをテーマに懇話会をオンサイト開催

3ヶ月 1週 ago
ブルカージャパン、3/8にナノインデンターをテーマに懇話会をオンサイト開催

 ブルカージャパン ナノ表面計測事業部は3月8日13:30~17:00に、東京都中央区の貸会議室スペース まる八 茅場町で、ナノインデンターユーザーを対象にした「第2回 微小力学懇話会」を開催する。参加費用は無料で、17:00からは、講師陣と聴講者が深い議論や親睦を深めるプログラム「懇親会」も準備されている。参加申し込みフォームは、以下の画像をクリック。

 

 同社にはかねてから、ナノインデンターユーザーを中心とした実務者から、微小力学試験に関して相談・議論できる場が欲しいとの声が多数寄せられていたが、昨年、物質・材料研究機構・大村氏の協力のもと、微小力学試験のさまざまなテーマに関し情報収集・意見交換できる機会として「微小力学懇話会」を発足させた。昨年はウェブ開催だったが、第2回目となる今回はオンサイト開催となることから、より活発な会になることが見込まれている。

 微小力学懇話会は、双方向の情報発信となるよう、第一線で活躍する講師の講演に加えて、「みんなで話そう微小力学」としてパネルディスカッションも企画。本イベントの参加者による活発な意見交換を通じて、微小力学試験の有効活用に役立てることを企図している。

プログラム

13:00~ 受付開始

13:30~13:40 開会挨拶

13:40~14:20
【特別講演】「インデンテーション法を用いた結晶性材料の変形・破壊挙動の理解」池田賢一氏(北海道大学
)…金属や半導体、セラミックス等の結晶性材料の力学特性は結晶方位や結晶粒径、析出物等の第二相粒子など様々な内部組織に依存することが知られている。本講演では、発表者が所属する研究室内で実施してきた各種インデンテーション法により評価した以下の結果を紹介する。

『計装化In-situ Vickers インデンテーション法を用いたSi結晶の破壊挙動の理解』…透明ビッカース圧子を用いてSi単結晶の亀裂進展挙動をその場観察し、その結晶方位依存性を検討した結果を紹介する。

『時効析出強化型アルミニウム合金の粒界近傍の局所力学挙動解析』…Al-Mg-Si系合金を対象として、時効生成物の種類と粒界性格に着目して時効生成物が粒界近傍の力学特性に与える影響について、ナノインデンテーション法を用いて検討した結果を紹介する。

14:20~14:50
【特別講演】「分子結晶の力学応答発光機能を司る要因の多面的検討」平井悠一氏(物質・材料研究機構)
…分子結晶の粉砕による発光(メカノ発光)や、磨砕による発光色変化(メカノクロミック発光)は近年広く知られるようになり、自立型光源や応力センサーとしての展開が期待される。これらは分子材料として、その分子構造と結晶構造、光機能の相関は評価されているものの、「変形・破壊」自体を直接的に検出・評価した例がほとんどない。本講演では、代表的な分子群(希土類錯体、ピレン誘導体)のナノインデンテーション試験により得られた結果と分子の形態・刺激応答性の相関について紹介する。

14:50~15:10
「ナノインデンターを使うコツ」二軒谷 亮(ブルカージャパン)
…ナノインデンターは様々な微小力学特性評価を行うことのできる、大変便利な装置だが、試料の固定や測定条件などにより、測定結果が変わってしまうことに注意する必要がある。本講演ではナノインデンターの基礎理論に加え、ユーザーやナノインデンターを始める人に知っておいてもらいたい、使い方のコツを紹介する。

15:10~15:20
休憩

15:20~16:20
【特別企画】「みんなで話そう微小力学」
…微小力学試験に関して、日頃より気になる質問や相談を講師陣からなるパネリストと意見交換できる、貴重なプログラム。質問・相談は登録フォームより記入できるほか、当日の質問・意見も受け付けている。

16:20~16:30 閉会の挨拶

16:30~17:00
ナノインデンターラボツアー
( ※ブルカー東京デモルームへ移動 会場より徒歩1分)

17:00~ 懇親会

kat 2024年2月6日 (火曜日)
kat

日新イオン機器、半導体材料改質プロセスにおいて世界初の量産化を可能にする装置

3ヶ月 1週 ago
日新イオン機器、半導体材料改質プロセスにおいて世界初の量産化を可能にする装置

 日新イオン機器は、半導体デバイスを製造する際の材料改質プロセスにおいて量産能力を持つ半導体材料改質装置「KYOKA(鏡花)」を開発した。

 KYOKAは、日新イオン機器が市場を独占するスマートフォンディスプレイ製造用装置で培った大電流イオン技術を応用して設計され、高スループットや低処理コストをはじめ、材料改質の実用化と量産化に必要な種々の性能を満たす世界初の装置。2024年4月に日新イオン機器滋賀事業所にデモ機を設置し、顧客へのサンプル処理を開始する。

 今後の科学技術の発展に大きく貢献すると期待されている人工知能(AI)チップをはじめとした半導体デバイスの微細化とそれがもたらす低消費電力化、および高機能化をさらに進展させるために、ユーザーから新しいプロセスの導入が待ち望まれているという。その一つがイオンによる材料の改質で、シリコンや酸化シリコンなど半導体デバイスを構成する材料に低エネルギーのイオンビームを照射することで、元の材料には無い性質を付与させることが可能となる。しかしながら、このプロセスには非常に多くのイオンが必要となり、従来装置では生産性とコスト面の要求を満たすことができず、実用化の大きな障害となっていた。

 今回開発したKYOKAは、材料改質の量産装置を切望されるユーザーの声を受け、2017年から開発を開始した。シミュレーションを用いたイオンビームの軌道解析や、機械・電気・ソフトウェア設計の改良を積み重ねた結果、市場の要求を満たす量産能力を実現することができた。材料そのものの機能向上に加えて、材料の持つ性質を変化させることで、その後に続く半導体加工工程を容易にすることも可能なことから、デバイス性能の向上と製造技術の進歩の両面での貢献が期待できる。

KYOKA

 

admin 2024年2月2日 (金曜日)
admin

仏・Alメーカーの高機能金属粉末の販売権を獲得

3ヶ月 1週 ago
仏・Alメーカーの高機能金属粉末の販売権を獲得

 大陽日酸( https://www.tn-sanso.co.jp )は、フランスのアルミニウムメーカー Constelli um SE(コンステリウム社)の金属アディティブ・マニュファクチャリング(金属AM)粉末商材「Aheadd® Aluminium Powders」における日本での販売権を1月に獲得した。これにより大陽日酸は本粉末商材を航空宇宙、自動車分野に加え、半導体分野など幅広い市場に向けて提案していく。

 同社は、日本酸素ホールディングスの中期経営計画「NS Vision 2026 Enabling the Future ~」の五つの重点戦略の一つである「カーボンニュートラル社会に向けた新事業の探求」や日本の産業ガス事業の成長戦略としての「ソリューションビジネスの拡大」に基づき、金属AMを重点事業分野と位置付け、大陽日酸が得意とする溶接プロセス、ガス精製、熱処理などの産業ガスアプリケーション技術を金属AMでの課題解決につなげ、革新的な商品開発や生産合理化、カーボンニュートラルに貢献するため、グローバルに事業を推進している。

 コンステリウム社は、アルミニウム製品とソリューションの開発、製造、リサイクルにおけるグローバルリーダーであり、同社の金属AM向けのアルミニウム合金粉末「Aheadd® Aluminium Powders 」はLaser Powder Bed Fusion 方式に最適化された設計であり、従来の粉末で実現できなかった新たな金属AM造形物の高機能化を実現する。大陽日酸は、ものづくりにインパクトを与える金属AM粉末商材の拡充を進めており、同品の日本市場における販売権を獲得した。

admin 2024年2月2日 (金曜日)
admin

表面設計コンソーシアム2社、2/7~9開催の「テクニカルショウ ヨコハマ2024」に出展

3ヶ月 2週 ago
表面設計コンソーシアム2社、2/7~9開催の「テクニカルショウ ヨコハマ2024」に出展

 表面設計コンソーシアム(https://surfacedesignconsortium.com/)参画企業である昭和精工(https://www.showa-seiko.co.jp/)と日本電子工業(http://www.ndkinc.co.jp/)は、2月7日~9日の3日間、横浜市のパシフィコ横浜 展示ホールA・B・Cで開催される「テクニカルショウ ヨコハマ2024(第45回工業技術見本市)」(https://www.tech-yokohama.jp/)に出展する。

 昭和精工は加工技術エリアのかながわ自動車部品サプライヤー共同出展ゾーン(ブースNo.R18)にて出展、日本電子工業株式は機器・装置・製造・ロボットエリアの相模原市産業振興財団ゾーン(ブースNo.R34)にて、それぞれ出展。各社力を入れている新しい技術を紹介する予定だ。
 

 

kat 2024年1月29日 (月曜日)
kat
Checked
38 分 50 秒 ago
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