MSC、転がり軸受のモデリングとシミュレーションを行えるツールキット

 エムエスシーソフトウェア (MSC、 http://www.mscsoftware.co.jp )は、転がり軸受の詳細なモデリングと解析を行える「Adams Bearing Advanced Technology」を複合領域機構解析ソフトウェア「MD Adams」にプラグインして使用するツールキットの販売を開始した。

 このツールキットに搭載されたベアリング設計向けのインターフェースを使用して、「MD Adams」内で転がり軸受の数値シミュレーションを実行することが可能になる。さらに、弾性特性を考慮したベアリングのモデルを作成した後、他の「MD Adams」のオプション機能と連動させたシミュレーションも可能。

 従来のベアリング設計では、モデリングに拘束ジョイント要素やコンプライアンス特性データを使用することで、モデリングとシミュレーション時間を短縮してきた。しかし、単純化したモデルのままでは実機で要求されるような解析精度を満たすことができず、転がり軸受の設計に必要な詳細パラメータまでは検討することができなかったという。

 エンジニアはこのツールキットを使用することにより、ベアリングユニット全体の挙動解析や構成部品の荷重状態を予測するシミュレーションの大幅な精度向上を図ることができる。さらに、解析結果から転がり軸受の軸力や回転体の荷重値および荷重分布が得られる。これにより、従来の方法よりもより短時間で精度が大幅に改善された結果が得られるという。