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第9回ものづくりワールド名古屋

 

SKF、自動潤滑システム向け新型遠隔モニターを発表

 SKFは、潤滑遠隔モニター「LRM2」を発表した。オイル潤滑またはグリース潤滑に対応するこのモニターは、アプリケーションの性質や設置場所により日々確認が行えない潤滑システム向けに設計された。

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 LRM2は、シングルライン、デュアルラインおよびプログレッシブ潤滑システムに使用可能で、同じシステム内の単体または複数のポンプとの通信が可能。モニターには携帯電話にあるようなSIMカードを用い、iOSまたはアンドロイドモバイル端末、もしくはコンピューターのメールを介してテキストメッセージを送受信する。

 デジタル入力・出力を備えたLRM2は、レベル低下およびエラーメッセージを送信。モニターを使って追加潤滑サイクルを開始し、モバイル端末またはコンピューターからメッセージを送信することで簡単にリセットできる。加えて、webブラウザを使用してシステム情報にアクセスすることができるため、特別なソフトウェアは必要ない。

 風力発電、鉄道、ケーブルカー、汚水処理アプリケーションやその他の産業にも適しているほか、同モジュールは既存のキャビネットに設置できる。