NSK、小型・軽量化、低トルク化を実現した自動車エンジン用タペットローラ軸受

NSK「低トルク タペットローラ軸受」 日本精工(NSK、 http://www.jp.nsk.com )は自動車用エンジン向けで、軸受の軸ところに特殊熱処理を施したことにより長寿命化を図り、 小型・軽量化、低トルク化を実現した「低トルク タペットローラ軸受」を開発した。同品により2016年に15億円の売上を目指す。
 
 自動車メーカーでは、CO2排出削減として燃費向上を最重要課題の一つとしてしている。課題解決のためには、エンジンの低トルク化とダウンサイジング化が必要であり、これを実現するには軸受のサイズダウンによる低トルク化が求められていた。しかし、軸受をサイズダウンすることにより軸受容量が低下し、寿命低下が課題となっていた。

 同品は、タペットローラ軸受のころおよび軸に特殊熱処理を施すことにより、従来の2倍以上の長寿命化を実現した。その結果、従来処理に比べて軸受寿命では、約20%の軽量化を実現した。また、長寿命化技術を活用した小型・軽量化により、軸受単体で従来比30%~40%の低トルク化を実現した。これにより、 自動車の燃費改善や「可変バルブ機構」導入時などエンジン周りの限られたスペースでの部品点数増加を可能にする。